食品あれこれ 3


遺伝子組み換え大豆も、食品としての安全面から疑問が持たれています。


DNA(デオキシリボ核酸)食品とは、DNA技術を用いて作られた食品をいう。


厚生省はDNA技術を「酵素などを用いたり、切断、結合の操作によって、つなぎ合わせた組み換えDNAを作製し、それを生細胞に移入し、増殖させる技術」と定義しています。


つまり病気や害虫に強い生き物の遺伝子を抽出し、それを病気や害虫に弱い生物の遺伝子に移入するということだ。


したがってそこに誕生するのは、それまで自然界にはなかった、まったく新しい植物ということになる。


そのようなジャガイモ、トゥモロコシ、大豆、ナタネなどがすでに輸入され、そうしたものから製造された食用油やマーガリンなどが店頭に並んでいる。


しかし早くもDNA食品に対する懸念材料が出てきた。


そうしたジャガイモをラットに食べさせたところ、免疫力のいちじるしい低下や発育不全が認められた、というのだ(英国のアパド・バズタイ博士の発表による)。


現在のところ、輸入されているDNA大豆はしょう油や食用油などの加工用が主で、大豆そのものを食べるものには含まれていないといいます。


したがって、納豆にはDNA大豆は使用してない、と高星進一・全国納豆協同組合連合会会長はいう。

食品あれこれ 2


ビタミンKはニラ、キャベツ、プロッコリーなどの緑色野菜やワカメ、ヒジキ、コンブなどの海草にも含まれています。


納豆はこれよりはるかに高く、十倍近い含有率だといいます。


アレルギーの心配もあります。


大豆は牛乳、卵と並ぶ三大アレルゲンといわれ、小児アレルギーの主要な発生源に挙げられています。


わけても大豆の油脂成分は、消化機能がまだ十分でない乳幼児に強く反応し、それが毛孔小丘疹や乳児漏性湿疹などの原因になっています。


こうしてみると"健康食"だからといって、食べることを無理強いしてはならないことがわかる。

食品あれこれ 1


納豆には血液凝固因子の一つであるビタミンKが多く含まれています。


このビタミン馬は肝臓の中で、血液を固めるいくつかの凝固因子がつくられるのを助ける働きをしています。


ビタミン璃は、特に人工心臓弁置換術を受けた人にとって大敵なのだ。


これを受けた人は血液を固まりにくくさせるワルファリンカリウムという抗凝固薬の投与を受けています。


血液が固まると、血栓が生じ、それによって脳梗塞や心筋梗塞などの疾患が引き起こされるのを防ぐためだ。


ビタミンKはこのワルファリンカリウムの働きを阻害し、効果のないものにしてしまうのだ。

レジャー用車

「1台の車に、数百万円ものお金を支払ってくださるというのは、技術に対する値段」というのは、パジェロ、デリカなどの人気レジャー用車を発売している三菱自動車の広報部。


確かに車の値段は、技術料という側面が大きい。


加えてデザイン、安全性、経済性などの要素が入ってきます。


車は約3万点のパーツから出来上がっている総合商品。


したがって、具体的にはコストなど出てこない。


デリカやパジェロは発売してから10年、ブランドイメージも定着して、Uカー市場でもあまり値段は下がらない。


三菱の4輪駆動方式が、アウトドア用車として他祉の技術より勝っている、という神話も生まれています。


この神話が値段に跳ね返っているのも、確実だ。


そしてスタイリングの良さ。


レジャー用車は、各社とも斬新なスタイリングを持った車を市場に出しているが、ほとんどが、200万円台から400万円台。


車生産の基本技術は、それほど変わらないわけで、やはり一般車両との差別化が値段に加味されているのだ。


最近、こうしたレジャー用車を、キャンピングカーにする傾向があります。


大手のメーカーも市場に参入してきて、車両本体価格+200万円前後で発売しています。


"もっと健康的に遊べ"ということか。

自分でできる事を・・・

自分でできる事でも人に頼む・・・・・。


うまく生活をしていくための、知恵のひとつだ。


特に、3Kと呼ばれるような、生活の中の手に負えない部分を、『助っ人』に頼む事が多い。


最近の日本人は、ほとんどこの3Kの仕事を嫌う。


だからといって、誰もやらないわけにはいかない。


誰がやっているのかといえば、海外からの出稼ぎ労働者。


東南アジアや中近東などからの、アジア系労働者だ。


建設現場の資材運びなどの、肉体労働は、ほとんどが彼等の手に成る。


いまとなっては、彼等の力がなければ仕事も進まない。


しかも彼等は、日本の若いチャランポランした労働者より、懸命に働くのだ。


貧しい故国に残した家族に送金しなければならないのだ。


彼等の日当は、日本人の平均の半分というから、5~7000円になれば良い方だ。


タイでは100万円で一年間暮らせ、おまけに、一件家に住みお手伝いさんを3人は雇える。


いくら彼等の故国の物価が低いからといって、日本で暮らすには、少し安すぎる気がしないでもない。


どんなに頑張っても月に20万円そこそこににしかならない。


差別的な部分を彼等も感じています。


それでも彼等には大金なのだろうが、雇用側は考え直す必要がありそうだ。


彼等のお陰で、日本経済が成り立っているといっても良い部分はあるのだから。

便利屋

『便利屋』というものが登場したのは、80年代前半だったと記憶しています。


初めは、いわゆるニュービジネスの先駆けのような扱いを受けていました。


また、隙間産業の旗頭のようにもてはやされもしたが、どこかキワモノ扱いを受けていました。


結局のところ、扱い業務が多岐に渡り過ぎて、どんどん細分化し、やがてそこから、キワモノでない業務を、ビジネスとして成立し一旗揚げた引っ越し代行や、ハウスクリーニング業などが誕生した。


結局、便利屋に残された業務は、コストの安い、リスキーなキワモノだけが残ってしまつたといっていい。


しかし、なにも闇の業務ではない。


裁判所の傍聴券を手に入れるために並んで1万円、花見の席を確保するために乗り込んで1万5000円と、それなりの『業務』をこなしています。


花見の席を確保するために、会社から依頼を受けることが多いという。


決まった料金は、はっきりいってないに等しい。


ある業者が「料金を決めるのが一番大きな仕事」といっているくらいだ。


多くの場合、仕事のリスクを割り出して、料金設定するそうだ。


ほとんどが人件費。


新人教育のための教育指導費も含まれてきます。


経験者のそれほどいない業務だが、人材は必要なのだ。


「基本的には7000円以上の仕事から」と、なんでも引き受ける態勢でいる。

仕草のウソ

女っぽい仕草は"頭"でつくる。

もう10年も前の映画だが『白いドレスの女』のキャスリーン・ターナーは、当時私のまわりの女たちの間で、ちょっとしたセンセーションを巻き起こしていた。

女でありながら、同じ女にゾクゾクするという生まれて初めての体験に遭遇したからである。

アレ、すごくなかった?

ウンすごかったという、男並みの会話がかわされた。

確かに彼女は、脚のキレイなことは有名だが、別に脱ぐわけでもないし、体そのものがどうというのでもない。

ただただ、仕草がゾクゾクものだったのだ。

私たちが色めきたったもうひとつの理由は、彼女が決して美人じゃなかったこと。

10年前と言えば、私自身、女というものをひどく単純に見ていて、美人じゃない女に宿る魅力、または美人じゃないからこそ宿るパワーみたいなものには、およそ気づいていなかった。

ところがキャスリーン・ターナーという女優は、それを一度に全部教えてくれたのである。

きっとただの美人女優じゃ、あんな仕草できっこない。

エリート男をその魅力だけで破滅させるという、ありがちな悪女の役を得て、いわゆる演技派の彼女は"仕草の女"にかけたのだと思う。

そうしたら女までをゾクゾクさせ、ただの美貌や、形の女っぽさで男は破滅させられないことまで、多くの女たちに気つかせてしまったというわけ。

さてもし仮に女っぽい美貌と仕草がダブルできたら、どうなるか。

シャロン・ストーンはその両立で話題になったが、両方あればあったで嫌味となるのが女っぽさ。

あざとさばかりが目について、女はもちろん男も思ったよりゾクゾクしなかったのだとか。

なぜか。

仕草の女っぽさは、形で表現しようと思っても、ダメだからである。

特に、美貌では勝負しない、頭の良さで勝とうとする女だけの特権だからである。

相手の想像力をかきたてる……この頭の良さがないなら、仕草の女っぽさを狙っちゃいけない。

今から思えば・・・

今から思えばそれは"いじめ"の一種。

メイクがうまい、メイクがうまいと言われるたびに、"あんたがきれいなんじゃないのよ"と強調されてるように思えたのである。

その後彼女は、ほめられないようほめられないようメイクした。

どこに何が入ってるのか、なるべくわからないように、かと言って、以前のナチュラルメイクのように素顔を装うんじゃない。

メイクはきっちりするが、顔だけキレイに見えて、メイクは表に出てこないように配慮した……。

メイクの原点はまさにそこにある。

香りだってそう。

すれ違った時に"香水名"やブランド名が香ったって意味がない。

"いい匂いのする人"って思われなきゃいけない。

だから、その人の雰囲気になりきれる香りが最高ってこと。

モノよりもヒトが際だたなきゃ意味がないということに、みんながようやく気づきはじめたようである。

モノよりヒト

●●

メイクをほめられて一体何の意昧があるのだろう。

60代も後半を過ぎたのに、いつも、黒っぽい服しか着ない人がいた。

サングラスも決まって黒。

黒のタイトスカートは100枚以上もってるという。

思わず私はわけを聞いた。

「すれ違った時、あの人の服が素敵だったと言われたくないの。できればこう言われたい。あの人、とても素敵だったけど、何を着てたんだろう?って。だからいつも私自身が引きたつようにって、黒ばかり着るようになったの」

そのせいか、年齢からすれば地昧すぎる黒の服が、じつに華やかに見える。

服だけほめられて何の意味があるの?と彼女は言った。

本当にそうだ。

メイクだって同じ。

以前取材した"化粧フリーク"は、メイク上手になりたくてなりたくて、ハウツー本を読みあさり、メイクスクールにかよってプロ並みのテクを身につけたが、会社の先輩たちに「あなたメイクがめちゃめちゃうまいよね」「ホントにスゴイ」「プロ並み!」と散々ほめられ、少しもうれしくないことに気づいてしまう。

あの有名雑誌 4

何も身につけない素顔のままのモデルがファッション写真の一頁を飾る。

いいかえれば、ありのままの私こそ、最高に美しいというメッセージです。

これは『ヴォーグ』がつくり上げたものでも、写真家が意図的に撮ったものでもない。

雑誌の外で生きている女たちの高らかな含唱でした。

79年の女たちの現実の姿を写して、この集大成版は終わっています。

まさにファッションとは。

女性の、人間としての成長を測る尺度なのです。

ファッション写真をながめる女性読者の姿まて写し出していることに、この編者の明確な意図が読みとれます。

じつは、これこそ60年間の集大成版の大きなもくろみてはないかと密かに思っています。

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